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2005年 12月 30日(金)   先負  今日は何の日?

泥湯温泉で家族4人死亡硫化水素ガス中毒か

Category : ニュース 

29日午後5時ごろ、秋田県湯沢市高松泥湯沢の泥湯温泉「奥山旅館」従業員から「近くの駐車場付近で人が倒れている」 と119番通報があった。救急隊員らが駆けつけたところ、同旅館に宿泊していた東京都豊島区西巣鴨2、東京大学理学部助手、松井泰さん (47)と妻理恵さん(42)、小学3年の長男日々太(びいた)君(8)、同1年の二男智足(ちたる)君(6)の4人が倒れており、 病院に運ばれたが、理恵さんと兄弟2人は間もなく死亡し、泰さんも意識不明の重体。県警湯沢署などは、 温泉付近から発生する硫化水素ガスによる中毒ではないかとみて調べている。
その後、泰さんも死亡した。

泥湯温泉 母子3人死亡、父は重体 硫化水素ガス中毒か

 29日午後5時ごろ、秋田県湯沢市高松泥湯沢の泥湯温泉「奥山旅館」従業員から 「近くの駐車場付近で人が倒れている」と119番通報があった。救急隊員らが駆けつけたところ、 同旅館に宿泊していた東京都豊島区西巣鴨2、東京大学理学部助手、松井泰さん(47)と妻理恵さん(42)、 小学3年の長男日々太(びいた)君(8)、同1年の二男智足(ちたる)君(6)の4人が倒れており、病院に運ばれたが、 理恵さんと兄弟2人は間もなく死亡し、泰さんも意識不明の重体。県警湯沢署などは、 温泉付近から発生する硫化水素ガスによる中毒ではないかとみて調べている。
 調べでは、県営駐車場の近くに硫化水素ガスの噴出口があり、その上に雪が積もっていた。噴出口付近はガスの熱で雪が解け、 くぼ地状になっていたが、子供の1人がこのくぼ地に落ちたフライングディスクを取ろうとして落ち、 理恵さんともう1人の子が助けようとして落ちたとみられる。泰さんと従業員も3人を救助しようとしたが、 泰さんもガスを吸って倒れたという。
 温泉関係者によると、泥湯温泉は硫黄泉で、周辺には、ガスの噴出口が多数ある。 夏場は地表に噴き出したガスが風に飛ばされて拡散するが、冬場は雪がくぼ地状になり、ガスがたまることがあるという。松井さん一家は、 たまったガスを吸い込んだのではないかとみられている。
 同旅館では00年2月にも、硫化水素ガスを吸った従業員と宿泊客計21人が病院で手当てを受けていた。【馬場直子】
 ▽ことば(硫化水素) 火山地帯で発生するガスで、中毒になると呼吸困難で死亡する率が高い。空気より比重が大きいため、 すり鉢状のくぼ地が特に危ない。卵が腐ったようなにおいがあるが、濃度が高くなるとにおいを感じなくなり、頭痛や吐き気、 息苦しさなどの症状が出る。濃度が700ppmを超えると意識障害を起こし、1000ppm以上ではわずか数回の呼吸で死に至る。 助けに行った人まで死亡するといった2次災害が多い。
 ◇年末を秘湯でくつろぐ観光客に衝撃
 秋田県湯沢市高松泥湯沢の泥湯温泉で29日、東京都豊島区西巣鴨2の松井理恵さん(42)と小学3年の長男日々太(びいた)君(8)、 同1年の二男智足(ちたる)君(6)が死亡、父親の泰さん(47)が意識不明の重体になっている事故は、 年末を秘湯でくつろごうと訪れた宿泊客に衝撃を与えた。「奥山旅館」は硫黄泉として有名で、周辺には硫黄のにおいがたちこめている。 同旅館にはこの日、8組17人が宿泊しており、子供連れの宿泊客は「不安です」と表情を曇らせた。【百武信幸、福永方人】
 4人が倒れていた雪のくぼ地は、同旅館から約30メートル離れた県営駐車場の近く。同旅館などによると、 子供2人は駐車場近くの空き地でフライングディスクで遊んでいたが、フライングディスクがくぼ地に落ちたため1人が拾いに行った。 しかし、戻ってこないため、理恵さんともう1人の子が捜しに行き、次々と転落したらしい。
 同旅館では00年2月にも、宿泊客と従業員計21人が高濃度の硫化水素ガスを吸い込み、 目の痛みなどを訴えて病院で治療を受ける事故があった。同旅館の奥山光義支配人は、今回の事故について 「ガスの噴き出し口を覆った雪が空洞になり、ガスが充満したのではないか」との見方を示した。
 湯沢保健所によると、00年の事故では、内湯に設置した換気扇の排気口が外に積もった雪でふさがり、ガスが旅館内に充満した。 このため同保健所は排気口付近の除雪を定期的に行うよう指導していた。同保健所は「今回の事故は00年のケースとは違い、 想定していなかった」としている。
 神奈川県相模原市から宿泊に来た主婦(29)は「事故のことは知らなかった。びっくりしている。夫と10カ月の子供と来ているが、 子供も歩ける年齢だったら同じ事故に遭ったかもしれないと思うと怖い」と話した。
 ▽平林順一・東京工業大教授(火山化学)の話 硫化水素は空気より重いため、低地には行かないことが大切。冬場、 ガスが出ているところに雪が積もると下が空洞になる可能性があるし、逆にガスの熱などで積雪がすり鉢状のくぼ地になることもある。 事故の詳細は分からないが、こうした場所は致死レベル以上の高濃度になることがあり危険だ。 登山道などでは危ないところにさくを設けているが、温泉などでは必ずしもそうなっておらず、 くぼ地などに入らないように気をつけるしかない。

秋田・泥湯温泉ガス事故、重体の父親も死亡

 秋田県湯沢市の泥湯温泉で29日、宿泊に来ていた東京都豊島区の母子3人が共同駐車場付近の雪のくぼ地で死亡した事故で、 重体だった父の東大助手松井泰さん(47)が30日午後、搬送先の病院で死亡した。

 県警は同日、4人が雪の内部にたまっていた高濃度の硫化水素ガスを吸い込んだものとみて、実況見分などを行い、 詳しい原因などを調べている。

温泉場には、硫化水素ガスが充満している可能性があるる。と言う事は、少し理科が好きな人であれば理解できる事の様な気がします。
しかし、それに気付かなかったと言う事は、宿泊施設や周りに警告を行う様な表示が全く無かった。と言う事なのでしょうね。

状況は良く分かりませんが、充満した硫化水素ガスの熱で雪が溶け、雪崩れ状になって押し寄せ、 高濃度の硫化水素ガスが充満している窪地に転落してしまったのでは無いかな?と想像してみました。

年末の休暇に入ったばかりの事故が、本当に残念な限りです。

Posted by kibiwaka : 2005年12月30日 20:26

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