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2005年 5月 1日(日)   先勝  今日は何の日?

難しい判断

Category : ニュース 

本当に、難しい判断が必要な事だと思う。利用者利益っていったいなんだろう?

新型ATS設置せず再開も 宝塚線事故でJR西が見通し

 脱線事故後、不通となっているJR宝塚線の尼崎―宝塚間について、JR西日本は1日、 事故前から整備を進めてきた新型の自動列車停止装置(ATS―P)の工事完了を待たずに運転を再開する可能性があることを明らかにした。 ただ、現場では国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の調査や警察の捜査が続いており、具体的な運転再開時期の見通しは立っていない。

 同社は昨年12月から、速度超過した列車を減速させる新型ATSへの切り替え工事を進めており、今年6月末に終える予定だった。 この日の会見で村上恒美・安全推進部長は、仮に事故前に整備が終わっていた場合、「カーブに速度制限がかけられ、(事故を) 防げたと思う」とした。

 一方で「(ATS―P設置は)絶対条件ではない」「再開を待っているお客様もいる」と述べ、工事完了前の運転再開を示唆。 その場合、運転士に対して制限速度順守を徹底させ、現場付近では徐行することで安全を確保するとしている。

安全面で完璧に近づけようとするのは、鉄道事業者ならずとも考える事で異口同音の事だと思う。しかし、 宝塚線が動かない事で困っている人が居るのも確かな事。
果たしてなにが利用者利益なのだろう? より高度な安全を求めるためにATS-Pが導入されるまで宝塚線の運休が続いても構わないか。 たとえば、管理職クラスのベテラン運転手を同乗させて、今まで通りの運行をする事が良いのか。制限速度を落として、列車数を間引きする。 と言う中途半端とも言える解決方法もあると思う。

犠牲になった方や怪我を負われた方。そのご家族や周りに居る人たちは、多分ATS-Pを導入するまでは運休すべきだ。と言うと思う。
今まで乗車していた人も、同じように考える人もいるかも知れない。

でも、他の路線を使うと通勤時間が係ってしまう人の立場に立つと、一日も早く運転再開して欲しい。と考えるのかも知れない。 仮に間引き運転であっても、その方が望ましい。と思うのかも知れない。

犠牲者への補償に100億円程度係る。と言う試算もある。これには、 マンション住民の補償やマンションの保守に関する金額は入っていない。と言うから、実際にはもっと多額の費用が必要になるだろう。
これは、致し方無い事ではあるし、JR西日本に同情の余地は無いとは思うのだけど、ATS-Pの導入も費用が係る事だし、 JR西日本が十分な利益を挙げないと、補償ができない。なんて状態になってしまう可能性だって無いとは言えないのだ。 と言う事を言っている人もいる。

それもまた、真実なのだろうな。。。とも思うのだよね。

こんな話題がでると、角砂糖にまとわりつく蟻の様に、マスコミが寄ってきてJR西日本をバッシングするだろう。もし、 ATS-P導入まで運休する。と決めれば、乗客の事を考えていない。と言うだろうし、運転再開を行う。 と言えば遺族の気持ちを考えているのか?と騒ぐだろう。中途半端な方法を取れば、事なかれ主義の企業体質である。 などと書き立てるやも知らない。

今一番重要な事ってなんだろう?一番大切な事は、安全輸送に努める事。そして被害者への補償では無いか?と思う。そのためには、 どんな事があってもJR西日本の経営が不安定になる事は許されないのだと思う。経営基盤が崩れてしまうと、 遣らなければならない全ての事ができない。と言う状態になってしまうのでは無いだろうか?
それでは、全く意味が無いのだと思う。

個人的には、シツコ過ぎるほどの安全対策を講じて、マスコミや市民からバッシングを受けても、運転を再開して収入を挙げること。また、 車内放送や校内放送などを通して、乗降客にJR西日本としての謝罪や今後の取り組みを粘り強く話して行くべきなのかな。。。と思う。

国土交通省からの裁定(?)を受け、JR西日本がどの様に考えるか。と言う事になると思うのだけど。

僕は、マスコミの行動にやや懐疑的な目を持っているが、もしJR西日本が今後も企業体質を問われる様な行動を取る様であれば、 マスコミの勇気あるペンの力に期待を持ったりもするのだ。
少なくても、最近の報道の中には、本当のジャーナリズムなのだろうか?本当の正義感なのだろうか?と疑ってしまう様な報道が多いのですよ。。 。

そう言う報道を見ていても、マスコミたるものがコレじゃ、本当にこの国の行く末は大丈夫なのか。。と思ってもしまうのですよね。。

Posted by kibiwaka : 2005年05月01日 21:35

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